2006年3月30日木曜日

OverGインタビューアップ



「Over G」インタビュー:

より実機の手応えを体感したい人に――大空へのススメ

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0603/29/news068.html

タイトーが贈るフライトシミュレーション「Over G」。Xbox 360のパワーを最大限に引き出した「Over G」はどのようにして作られたのか。ディレクターの新地氏、元テストパイロットで本作の機体挙動を監修した田中氏にお話を伺った。




2006年3月29日水曜日

ピコピコ×ゲーマーズ



今週の金曜日はクラブエイジアでイベントでっす。


18時~22時までなので、興味のある方はぜひ。


めがてん細江さん、佐野電磁さん、オオクボンさん他、ゲームミュージックの大御所さんがDJをされるとか。


http://www.clubasia.co.jp/schedule/event.php?se_space=asia&se_time=live&event_id=254


ゲームとテクノポップをこよなく愛するSuper Sweepがお送りする「ピコピコ」をキーワードにゲーム音楽クリエターとテクノポップバンドのガチンコ対決!


それが「ピコピコ×ゲーマーズ」


ゲーム音楽クリエターがDJで挑めばテクノポップバンドがライブで応戦!


「ピコピコ」の垣根を取っ払う同種(?)格闘戦がココに!!!


つ・い・で・に・テクノポップレーベル"TECHNO4POP"の1st Anniversary &レコ発もお祝いしちゃいます。


ゲーム好きもテクノ好きも兎に角「ピコピコ好き」は大集合なのだ!


主催:Super Sweep


http://sweeprecord.com


http://techno4pop.net



ちなみに、おいらはVJでお手伝いしてるらしいです。





2006年3月24日金曜日

先端ナレッジフィールドオープニングセレモニーと



プロデューサーをやらせてもらっている、秋葉原UDX4Fのセレモニーに出席、というか例によってMC。


デジタルハリウッドの杉山先生、KNNの神田さんをはじめ、いろいろな方にご挨拶+プロゲーマーのお話をさせていただいた。


少し興味を持っていただけたみたいで、ちょっと一安心。





今回の先端ナレッジフィールドは、映画館、研究施設、レストランなどが複合的に入っているところなので、ゲームイベントの会場として、かなりいろいろなやり方が提案できそう。


ただ、「ゲーム大会をやって賞金を出しましょう」っていうだけでは、別に誰がやってもいいわけで。それをわざわざ業務としてやるからには、ちゃんとしたビジョンを作らないといけない。


現状では、プレイヤーからお金を取ることはなかなか難しい。結局のところ、プレイヤーからプレイヤーにお金が回るだけでは、正直あんまり面白くないし、規模を大きくするのには相当遠回りが必要になる。


参加費をとるにしても、現状の規模ではたかが知れているし、DVDなどの物販も、なかなか難しいところだと思われる。


(とあるゲーム系のDVDが発売直後にネットに流出している、というのを聞いてかなりがっかりした)


そうすると、もうワンレイヤー上の考え方が必要になる。で、例によってもったいないなぁ、と思うのが「e-sports」の概念。


あれをしっかりと根付かせることができれば、もっといろいろなやり方もあったんだろうけれども…。


時間がかかったけれども、まずひとつの目標だった「場」はこれで出来上がった。次は、「仕組み」と「人」。


理想は、2~3年くらいで、なんとかできるといいなぁ。





2006年3月20日月曜日

週末狼にいってきた。



Nao-Kくんに教えてもらったPCゲームのLANイベント「Weelendwolf(週末狼)」におじゃましてきた。


http://weekendwolf.jp/modules/tinyd1/


ちょうど、秋葉原での会議あけに開催、っていういい時間だったので、いいタイミング。場所は秋葉原のネットカフェ、TOPPLAYER。


ネットカフェに足を運ぶのは久しぶりなので、ちょっと楽しい。


会場では20人くらいのプレイヤーが集まってFPS(一人称視点のシューティングゲーム)BattleField2をわいわいとプレイ中。


こういう環境、いいなぁ。


NEWNEW時代にも、こういう場所を作りたかったんだけど、やっぱり営業の問題であったり、閉鎖された環境じゃないので、他のお客さんとのかねあいもあったりして、なかなか難しかった。


で、主催者さんにいろいろとお話を伺うことができた。


家庭用ゲーム機でもこんなイベント、出来るとオモシロイとおもうんだけども、なかなか難しいのかな。マイクロソフトの「Xbox突撃隊」が復活してくれるといいんだけれども。





2006年3月16日木曜日

コメントを頂いたので…



鉄拳2の頃のお話をしてみようかと。


あのころは、プレイマックスがあって、まさに「聖地」と言われるのが当たり前なんじゃないかな、ってくらいに盛り上がってた。


おそらく、インターネットもまだそれほど普及していなかったせいもあってか、攻略ネタやテクニックはほとんど現場に足を運ばないと身につけられなかったせいもあったと思う。


鉄拳2時代のトップというと「新宿平八」、「サンポール平田」、「ぜんじロウ」、「三川レイ」が関東勢、関西では「枚方カヅヤ」や「RUK」の三島系が抜きんでていたと記憶してる。


あのころは、毎月第一~第三の土日で予選を開催して、最終月でプレイマックス杯を開催、その大会に優勝すれば「n社公認のつわもの」に認定をされるというイベントも行っていた。


毎週何曜日に集まろう、っていうレベルじゃなくて「行けば必ず誰かがいる」的なコミュニティの場にもなっていたし、あの頃の自分たちの「鉄拳をプレイすること」のプライオリティの高さは結構すごかったのかな、とも思ってる。たぶん、今のトッププレイヤーと、そこら辺はあんまり変わってないのかもしれない。コミュニティ自体も、ゲームセンターごとにできあがっていて、今じゃお笑いぐさの「プレイスタイル論争」もまだまだ盛り上がる話題の一つだった(あくまでも推測でしかないけど、鉄拳2自体「下がれば強いし、強い技だけ使っていれば勝てる」程度の調整しかされていなかったので、プレイヤー側から自発的に「負けても楽しめるプレイで遊ぼうよ」という動きがあったんじゃないかと思う。勝利至上でプレイするには、鉄拳2はおおざっぱ過ぎた)。


鉄拳2がPSに移植される、みたいな発表があった頃と前後して……ちょっと記憶があやふやなのだけれど、たぶんその頃に鉄拳攻略集団「卍党」ができあがったような記憶がある。


当時のゲーム攻略本や攻略誌は粗雑なものが多くて、メーカーからの資料を丸写し、誤植もそのまま流し込んで作ってることが多い中で、「ちゃんとプレイヤーが攻略してますよ」というのを売りにしたのがThe Playstation(ザ・プレ)の編集の方だった。


今じゃ当たり前のようなお話だけれど、あの当時でそのポイントに着目したのは本当にすごいな、って思ってた。


雰囲気のところで言うと、結構喧嘩も多かったような。ゲームバランスがゲームバランスなだけに。ただ、サンポール平田さんをはじめとするトップの人たちは見慣れないプレイヤーがプレイマックスにいると積極的に話しかけて、どんどん人の輪が増えていったのが印象的。常連が常連をどんどん生み出していって、話しかけやすい雰囲気作りをしていたのもあの頃の印象として強いかも。





んー、意外と話し始めると長いなぁ。


続きはまた今度。


>ラッドさん


なんか「あの頃はよかったね」的な話に終始しちゃうのは、たぶん現役のプレイヤーじゃないからだと思います。


それに、時間が結構たってるので美化しちゃってる部分もあるかも。





2006年3月14日火曜日

ゲームトーナメント運営って大変なのね



ゲームトーナメント運営にあたって、運営費をどこから捻出するかは、大きく分けて二つ方法がある(併用している場合もあるが)。


○広告、協賛系


○参加費徴収系


で。


WCG日本予選やCPL日本予選など、「企業が運営を行っているPC系トーナメント」は原則として無料(昨年の東京ゲームショウで開催されたWCG予選はTGSの入場券が必要だった)。


闘劇、ビートライブカップなどの大会は観客から参加費を徴収するスタイルになっている。


推測でしかないが、おそらくどのイベントもギリギリのラインでやっているだろうし、イベント単体で人件費を含んで黒字というイベントは存在していないだろう。


イベントを運営するにあたって、必要なコストは


○会場費(設営~撤収までの期間)


○機材費(ゲーム機やPA関連一式その他モロモロ)


○人件費(企業の場合は、イベント運営スタッフの月給、当日スタッフも含めて)


○宣伝費(パンフレットやWeb制作、広告など)


ざっくりとこんなものだろう。


でもって、収入要素としては


○企業からのスポンサード


○参加費徴収


○イベント後のDVD、雑誌販売


程度のもの。


単純に考えて、これで黒字(か赤字にならない程度)にもっていくためには、いろんなところを削っていかないとならない。


まず、その対象になるのは「人件費」。WCGやCPLなどの大会では、ほとんどのスタッフは「ボランティア」としてイベント運営を手伝っていた(この悪習がどこから来たのかは大体想像がつくが、そろそろ辞めるべきだと思う)。


イベント運営スタッフは「こういうイベントを定着させたい」という気持ちで動いているのは確かだけれど、そろそろお金を生み出す仕組みを作っていかないと、持たない時期に来ているのでは。


イベントで儲かるのは外注スタッフだけで、運営会社は結構厳しい状態というのは往々にして良くある話。(実際に自分も運営側、外注両方経験しているが別にこれは悪い話じゃないと思う。外部スタッフを使うのに「この事業は僕の夢なんで単価安くしてください」なんて通用するわけがない)


じゃぁ、どうするべきか、というところでいろいろな手段を考えていかないといけないということで、今日はここまで。