前回に引き続き。
で、お友達のしなさんが補足分析記事を書いてくださったので、ご紹介。ありがとうございます。
さて。
今回は「ゲームが競技として未成熟」というところについて、書いてみよう。ただ、ものすごい勢いで仕事前の時間なので、どこまで書けるかは不明。尻切れトンボになったらすいません。
まず、「未成熟ではない競技」とは何か、という話をする必要があるだろう。ここでの重要なポイントは「統一ルールが存在すること」。
ゲームにたとえるならば「去年と今年でバージョンが違ってはいけない」ということになる。
「将棋の駒の動きが毎年違っていたら?」
これでは、そもそも選手がついて行けないし、観客もルールを把握するだけで大変だ。
一部の競技では、時代の移り変わりとともに、ルールが若干変化しているものもある。バレーボールのリベロ採用、ちょっと前では野球のストライクゾーンの変更騒ぎなどもあった。
ただ、それはあくまでも特殊な例であり、ほとんどのスポーツ競技はルールが変わることはない……と思われる(もしかしたら、毎年微妙に変わってるのかもしれないけれど、松井の知識不足だったらすいません)。
では、ゲームはどうするべきなのか。
「一つ、完成されたゲームを作り出し、世界共通規格として普及させる」
これを実現すればいい。
ただ、ここには一つ、問題がある。
「メーカーがあんまりおいしくない」ということ。
メーカーがバージョンアップを重ねる、あるいは続編を作る理由は、単純に「バージョンアップ分のソフトが売れる」からであり、「完全なもの」を作ってしまうと、それ以上ソフトが売れなくなってしまう。
そこで、現状のゲームのビジネスモデル、というかシステムを若干変えてみればいいのでは、という提案になるわけだが……