また、ゲームバッシングが始まっているようだ。
■ http://www.j-cast.com/tv/2008/03/24018131.html
この手のバッシングが始まっても、ゲーム業界側はいつも黙ったまんま、嵐が過ぎるのを待っているだけで、いつまでたっても根本的な解決方法を模索しようとはしていない。これはちょっとずるいんじゃないかなーと。
そろそろ、ゲーム業界を横断している団体(この場合はCESAなのかな?)が「ゲームと暴力衝動の因果関係」とか「ゲームがヒトに与える影響」についての調査を長期間にわたって行うべき時期が来ているのではないかと思う。
そういったものを実際に調べてみた段階で、もし、ゲームに何らかの因果関係があったとすれば、それについては今後修正していけばいい。
それが現状よりも厳しい年齢制限になるのか、描写の制限になるのかはわからないけど。
ヘビーゲーマーの自分としては、ただただバッシングの材料にされるだけのゲームを見るのはすごく寂しい。
とはいっても「ゲームに罪が絶対にない」と言うわけでもない。きっと、ゲームにも功罪両方の要素があるはずで、それをきっちりと理解するのが大事なのかな、と。
確かにゲームをやりすぎて、社会と全く触れていない状況が続けばどっかでズレてくる。
そういった状況をゲーム側で制御するべきなのか、周りの人間がケアするべきなのか、といった議論すら出てこない現状をまずなんとかしていかないと。
上記サイトのコメント欄を見たところ、想像以上に冷静な意見が多くて驚いた。
ただ、あの事件の犯人がどんなゲームやってようが、どんな生活おくってようが、やったことは最低最悪の行為だということは間違いようのない事実。そこだけはぶれないで欲しい。