2008年5月11日日曜日

Games for Health 情報



Serious Games Japanの記事より。

もうすでに終わってしまったカンファレンスだけど、興味を引いたものがいくつかあったので後追いで調べてみよう。

まだ、タイトルしか見ていない状態なので、ほぼ感想に終始しそうだけど。




■Games for Health(5/8-9)セッション概要

http://anotherway.jp/seriousgamesjapan/archives/001053.html

■Serious Games Japan 「Games for Health」アーカイブ

http://anotherway.jp/seriousgamesjapan/archives/cat_games_for_health.html










・カジュアルゲームのストレス軽減効果と気分の変化に関する実証研究

Carmen Russoniello, Eastern Carolina University

イーストカロライナ大学の心理学者が行った、PopCapが提供するBejeweled 2やBookworm Adventureなどのカジュアルゲームを用いた実証研究の成果を発表。


早稲田大学の河合准教授(シリアスゲームの現状調査委員会・委員長でもある)がやっていた「ゲームの処方箋」プロジェクトに似ているようなものなのかな?

ちなみに、河合先生は今度発売されるニンテンドーDSの「99のなみだ」を監修されています。

■バンダイナムコゲームスを含む4法人、「ゲームの処方箋」シンポジウムを開催

http://watch.impress.co.jp/game%2Fdocs/20060718/syohou.htm

■99のなみだ

http://99tears.namco-ch.net/





・ゲーム中毒は医学的問題として正式に認められるべきか?

Jack Kuo, Promises Treatment Centers

米国の医学研究において科学的に検証されているゲーム中毒の基準や対処方法の現状についての発表。


中毒の定義がよくわからないのでなんともいえないけれど……。たしかに常習性(反復性)はあるよね、ゲーム。

ゲームの処方箋とは違ったアプローチだけど、こういう研究もやっていく必要は絶対にあると思う。

ゲーム中毒ネタというところではこういう記事も。

■ゲーム中毒診断のための10項目

http://www.chosunonline.com/article/20060212000016

■「ネット・ゲーム中毒を精神障害に分類」――米学会が推奨

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/15/news075.html

■「ゲーム中毒者と高機能自閉症の類似性」研究

http://wiredvision.jp/news/200804/2008040921.html

「ゲーム脳」と同じ流れにならないようにゲームに関する人たち全体でしっかりと検証するなり反論するなりしていかないとまずいんじゃないかなーと。





・ワールド・オブ・ウォークラフトで起こった疫病問題

Nina Fefferman, Tufts University

MMORPG「ワールド・オブ・ウォークラフト」のゲーム世界で2005年9月に発生した疫病(プレイヤーが死に至るウィルスの伝染)の影響についての研究。


たぶん、これのことかな?

■オンラインゲームで感染症の影響を予測

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2270165/2035409

■ゲーム世界『World of Warcraft』で伝染病を研究

http://wiredvision.jp/blog/wiredscience/200708/20070824123645.html

ゲーム世界で実社会の何かを学ぶというところでは、東京大学の馬場先生がやられてる「大航海時代オンライン」を使用した授業がある。

■東大、「オンラインゲームの教育目的利用のための研究」報告会を開催

http://watch.impress.co.jp/game%2Fdocs/20060829/crest.htm

全然関係のない事例でShadowbaneのクラック事件を思い出したけど、あれはあれですごい事例だと思った。







ながくなってきたのでここまで!




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