2004年5月12日水曜日

レビュー記事



昔「映画館評論家」なんて肩書きでレビューを書かせてもらっていた「CyberCREA」で再びお仕事を頂いた。


今回は「PICK UP HARDWARE」というコーナー。簡単に言えば、「モノ紹介」なのだけれど、この仕事、かなり面白い。


ただの紹介記事の場合…もちろん文字数にもよるけど…だいたい、メーカーの資料をそのまんま書き写しておしまい、なことがあったりする(ひどい雑誌の場合なんて見出しにまで使ってる場合もあるけれど、またそれは別のお話で)。


で、こういった「レビュー」っぽい記事だと、自分の視点でいろいろな書き方ができるようになってくる。


「ここが良い」とか「こう使うと面白い」とか。


そういった「松井のポイント」が読者さんにうまく伝えられれば「あの人のオススメなら」って思ってもらえるようになってくる。物書きなんて、「いかに共感してもらえるか」みたいなところがあるから、いい勉強になる。


結局、モノの紹介をする、ってことは往々にして「その商品を買ってもらう」ために書いてるわけだから、その人にいろいろなハードルをクリアしてもらわないといけない。


例えば、家具だったら、「お金を払う」以外に「今ある家具を処分」「中身を入れ替え」「部屋のレイアウト変更」etc...といった作業が待っている。


そういった面倒くさいことを「それでも欲しい!」と思わせることが紹介者の仕事になるわけだ。もちろん、一番大事なのは「モノの魅力」なんだけど。


口で「コレは面白い!」とか「いいよ!」っていうのは簡単だけど、それを万人に理解してもらえるように文章を組み立てるのはなかなか難しい。


だからこそ、やりがいがある。





ただ、鉄騎大戦の魅力はあんまり上手に伝えられてないみたい。


いや、面白いんだって。ホントに。





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