2008年4月25日金曜日

ゲームの実況・解説について(1)



ご要望をいただいたので、ゲームの実況・解説について。


まずは、箇条書きに追記していく感じにしようかと。


重複して記述することもでてくるかもしれないけれど、ご勘弁を。







■言葉を誰に向けているのか、イメージする。


実況、解説を聞く人たちはどんな人たちなのかを事前にイメージしておく。


ゲームセンターの大会なら、そのゲームをやり込んでいる人たちだから、ある程度の「お約束ごと」が通用する。


たとえば、格闘ゲームであれば、「パンチをP、キックをKと略す」とか、「ガードキャンセルをガーキャンと略す」のもそう。


ところが、これがストリーミング放送やTVなどの公共媒体だと、「ゲームをあんまり知らない人」を対象になるので、なるべく言葉を開いて使用するのが大事。


またまた格闘ゲームのたとえになるけど、超必殺技ゲージみたいなのがあるゲームで、ゲームをよく知っている人ならば「ゲージがたまった!」と言えばだいたいそこでどんな駆け引きが行われるかは理解できる。でも、そうでない人たちに対しては「○○や○○をすることで、ゲージがたまっていく。そのゲージを使用して××をするのか、あるいは△△をするのかが見所です」という感じで、かなり長々と話す必要が出てくる。


ただ、それを怠るとゲームの楽しさ、見所を上手く伝えられないんじゃないかなーと。身内のみで盛り上がる大会なら、それでいいんだけれども。








■実況・解説用のキーワードを事前に考える。


実況・解説を行うことが決定した段階で、そのタイトルについての情報を改めて調べる。


ゲームシステムや、ゲームプレイに関わる全般的な情報はもちろん、ゲームの発売日や、関連シリーズについての情報、ゲームに登場するモノのネタなど、いわゆる「うんちく」情報でも構わない。とにかく「この人はこのゲームを知ってるんだ」と観客に理解してもらうのが大事。


また、細かいネタの引き出しをいくつも用意しておくと、何かしらのトラブルや試合の間が空いてしまったときにあわてることなく時間を調整することができる。








■「言いよどみ」を意識して減らす。


「えー」、「そのー」、「あー」などの言いよどみは聞いている側が不快になるので、意識的に減らす。


なかなか最初は難しいと思うけれど、自分の場合は「自分の音声を何度も何度も繰り返し聞いて、赤面するくらい自分の言いよどみを気にする」ことである程度克服した。


あとは、「しゃべり始め」になる言葉や「景気づけ」の言葉をいくつか頭の中にセットしておくと楽かもしれない。








とりあえず、最初はこんな感じでー。





1 件のコメント: