2004年6月3日木曜日

勉強勉強



もう少し文章量を増やしながら書く練習。


テキスト書きに限った話じゃないけれど、常に練習しておかないと、いざというときに困る。


ボキャブラリーもその一つで、色々な言葉に出会っていなければ、いざというときに出てこない。


人間、引き出しの数は多ければ多いほどいいし、その中身は整頓されていればいるほど、いい。





例の月一原稿を書きながらそんなことを思う。


自分の得意分野だったゲームのテキスト書きも最近はとんとご無沙汰で、どちらかと言えば不得意なジャンルにも手を出すようになってきた。


昔、週に一度、十週間連続でインタビューを行ったことがあった。ある固定の質問に対し、それぞれ著名な雑誌の編集長に話を聞きに行くというもの。


構成や質問が固定されている分、非常に難しくもあり、やりがいがあった。


期間限定コンテンツだったので今は読むことが出来ないけれど、そこそこ評価の高かった仕事だったと自負している。





その頃から、インタビューの仕事をする時には、必ず気をつけていることがある。


たとえ、どんなに気の乗らない仕事だろうが、相手の経歴を調べ、過去にどんな仕事をしたのかはもちろん、他のインタビュー記事を調べてからインタビューに臨むようにする、ということだ。


予定調和な質問と、予定調和な解答ほど唾棄すべきものはない。


インタビューで開口一番「あなたのお仕事はなんですか?」なんて、失礼極まりない。


いろいろなインタビューを見ていると「アンタ本当に下調べしたの?」ってなものが多々あったりする。


もちろん、それを相手の口から言わせなければならないポイント、というのもあったりするから難しいのだけれど。


人から話を聞く、というスタイルと、人に話をしてもらう、というスタイル。


どちらがいいのかはわからないけれど、まだまだ勉強。





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